2012/02/21

2月ワイン会 クロ・ド・ヴージョ第一部


先ずは第一部、蔵出し入荷のドメーヌ・ポール・ミセで垂直試飲。年代は1996年、1992年、1988年の3本。
ここでは年代順に載せているが、実際のワイン会ではブラインドで試飲。グラスを動かしても分かるように、フット部分に色違いの小さいシールでマーキングしてくれていた。

女性で例えるなら、96年は良家のはねっ返りな我儘お嬢様、92年は豊満で妖艶な新地マダム、88年は上品な旧家の奥方様、という感じか。例えたら余計に分かりにくくなった気もするが、まぁ気にしないwww



Domaine Paul Misset Clos de Vougeot Grand Cru 1996年
葡萄品種:ピノノワール100%
フランス、ブルゴーニュ地方、クロ・ド・ヴージョ

ちょっと硬いというか、荒いというか、口に残る感じが一番ぼってりした印象。まだ若い所為もあるんだと思う。
暗い部屋でも、他の2つより何となく色が濃いのが分かる…とブライド時に言ったら、他の皆から「照明の当たる方向のせいじゃない?」と言われてしまったw

1996年は、気候も収量も質も申し分なく、稀に見るグレート・ヴィンテージと言われた年。
その所為か、まだまだ若い、こなれてない印象が強い。そもそも96年で若いと感じる事自体、このワインのポテンシャルの高さを示している訳だが。
本来ならもう少し寝かせておくべき物だったのだが、最高の状態のばかり並べても…という事で、これも一緒にテイスティング。年代の違いがよく出て、分かりやすくなっていたと思う。



Domaine Paul Misset Clos de Vougeot Grand Cru 1992年
葡萄品種:ピノノワール100%
フランス、ブルゴーニュ地方、クロ・ド・ヴージョ

これだけが、他の2本と比べてものすごく甘い。果実というよりジャムに近い、煮詰めた甘い果実の香り。放っておくと、どこまでも甘くなっていきそうな感じ。
香りも甘いが、味も甘い。(勿論、甘口ワインという意味ではない。ドライな中でも、舌に甘みが感じられる、という事。)

1992年は、7~8月は暑く、収穫前に降雨量が多かった年。
夏の暑さで糖度が上がり、収穫前の雨でややパワー不足という所か。その所為で、これだけが全開の甘みを感じられるのかな、と。



Domaine Paul Misset Clos de Vougeot Grand Cru 1988年
葡萄品種:ピノノワール100%
フランス、ブルゴーニュ地方、クロ・ド・ヴージョ

熟成が進んだ、穏やかでやや抑えめの印象。これはブラインド時に、92年→88年→96年の順で飲み進めた所為もあるかも知れないw
サラサラした喉越しで、するする飲めてしまう。優しい果実味と、そろそろ良い感じに熟成の進んだ、バランスの取れたワイン。

1988年は気温、日照量、雨量と、全てにおいて概ね良好だった年。
ワインの印象もそれと同じく、安定感のある、穏やかで落ち着いた感じ。



ドメーヌ ポール・ミセ クロ・ド・ヴージョ 1996(フランス・ブルゴーニュ地方・赤・2011年11月蔵出し)

ドメーヌ ポール・ミセ クロ・ド・ヴージョ 1992(フランス・ブルゴーニュ地方・赤・2011年11月蔵出し)

[1988] クロ・ド・ヴージョ ポール・ミセClos de Vougeot Paul Misset

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